ポストマンと自転車

深夜のエンタメ情報番組を観ていたら、今週末公開の映画「ポストマン」が紹介されていた。
長島一茂が演じる郵便配達人がバタンコ(郵便配達専用自転車)で爆走するシーンが流れた。なかなかのスピード感。演出もあるのだろうけれど、見応えのある映像。もしかしたら、ここで見たシーンが最高の部分で、残りは、大した事ないかもしれないけれど。予告編って、良いシーンだけ繋げていたりするから。
映画のテーマは別に自転車ではなさそうだが、バイクで配達する時代に敢えて「自転車」という所で、何かしら託している部分はあるのかも知れない。
メールの時代に敢えて「郵便」、失われつつあるものの大切さを今一度、見直そう、みたいな感じだったら、ちょっと嫌だな。僕の「自転車」はあくまでも、今、現在進行形で生活に溶け込んで、楽しんでいるものだから。
その内、気が向けば、見るかも。

映画 ポストマン 公式サイト

しばらくして、「ジャンクスポーツ」に長島一茂がゲストに出てきて、この映画のエピソードを話していた。撮影に使用した自転車は、見掛けは郵便配達自転車だけど、特にギア周りを高速走行が可能なように重いものに変えたりとか、色々、改造を施してあったそう。さもありなん。