鎌田多摩堤通り〜野川サイクリング道路〜喜多見〜大沢〜水車小屋〜野川公園

鎌田多摩堤通り〜野川サイクリング道路〜喜多見〜大沢〜水車小屋〜野川公園自然観察センター
走行距離 11.27km
所要時間 0:58:19
小田急線の高架を潜り喜多見。川沿いの公園は花見客でまったりとした時間が流れている。弁当を食べに来たスーツのサラリーマンも携帯電話のカメラでカシャリ。
京王線の高架を潜り、中央高速の下を潜り、ひたすら川沿いに。たまに自動車道を横断しなければならないのだけれど、その頻度は、新宿の神田川沿いに比べれば、全く少ない。普段、移動している間は、何処そこの駅と駅の間、とか、幹線道路との位置関係を頭の片隅に置いているのだけれど、ひたすら、川を頼りに走っていくだけ。車を気にしないポタリング。しばし、時を忘れて、とろとろ走る感覚は素敵だ。自動車網、鉄道網から解き放たれて、東京の違う文脈に身を任せる感じ。また、新宿淀橋辺りの神田川とは、大分、趣が違って、ゆったりした感じが良い。
野川の川岸で和む人々。バーベキューしたりしている。
茅葺き屋根の農家跡。脇に水車小屋。ちょいと見学。
文化14年(1817年)から武蔵野地域で、営業用水車として使用されてきたものだという。昭和四十年代初頭、野川の河川改修により水面水位が低くなり、水車の機能は停止した。三年前のイベントでモーター駆動させたのを最後に水車は稼動していないという。しかし、この有形民俗文化財の水車は、遠方からマニアがわざわざ訪ねてくるらしいのものらしいと、ボランティアの説明員。かなりの大きさ。動いている所、観たかったな。