八ヶ岳西麓徘徊

三日間、八ヶ岳西麓の美濃戸をベースに自転車でうろうろした。
夏は高原に限る。涼しいし。
でも、油断していると、午後、雷雨に出くわす。三時過ぎが危ない。諏訪盆地が熱せられて上昇気流が発生し、それが周囲の山脈にぶつかり、入道雲、雷雲になるというのが、この地方の夏の典型的な気候らしい。それにしても、みぞれ(雹?)がビシビシ降ってくるとは思わなかった。

借りた折りたたみ自転車がなかなか快適で毎日、標高1500mの宿に帰るのだが、距離10km、標高差500mの上り坂を、初日は64分、二日目は57分、三日目は55分。
初日は、右足を踏み込んで、しかる後、左足、それからまた、右足、と息も絶え絶えただったのが、二日目位から右足を踏みながら既に次の左太股を引き上げるように意識しだす。と、何だかリズミカルに上れるようになった・・ような。
ま、タイムはそれなりなんだけど。おおよそ時速10km位でじりじり上る。辿りつくと大汗。
でも、連日坂道を走って、体に別のスイッチが入ったよう。
坂道も好きになりそう・・・かな。