昼から多摩湖へ

良く晴れた土曜日。惰眠を貪り、出掛けたのは、昼前。そう遠くへはいけない。行き先を決めず、新宿淀橋から青梅街道を何となく西へ。五日市街道に入り、吉祥寺に近づく頃から、今日は、軽く多摩湖一周だと考えが定まる。
吉祥寺を過ぎ成蹊大学武蔵野大学を過ぎ、千川通りに入り、武蔵野市関前五丁目交差点。ここが多摩湖自転車道の入口。しかし、自転車道路とはいいながら、週末の土曜の午後は、散歩する人、ランニングする人、犬の散歩をさせる人が優先の道路と化している。まぁ、春の桜の季節の時ほど、ひどくはないけれど。ゆるゆるとママチャリを追い抜きながら走る。一般道路と交差する度に車止めがあり、スピードを落として間をすり抜ける。
傍らの露店では、地元野菜の直売所や、柿七個で300円とか、そそられたけど、荷物を重くしたくないので、横目で見て通り過ぎる。
で、十五分程、走って、何だか、飽きてくる。花小金井の先、青梅街道と交差したのを機に、えいやっと、左折。ちょっと、遠回りだけれど、のびのびと走れる青梅街道回りのルートを選択。同じ、ゆるゆる走っても、全然、スピードが違う。やはり、車道は走りやすい。
東大和の駅前で青梅街道が北へ。新宿からここまで概ね西に向かって進んできたのに、ちょっと、唐突な感じもする方向転換。奈良橋に近づくと、前方にこんもりした狭山丘陵が迫ってくる。あの向こうが多摩湖。右折して、多摩湖東端の武蔵大和駅まで道なりに。