アート

柴田敏雄展ランドスケープ

日曜の夜、競馬中継を見終わってから、自転車を恵比寿に走らす。明治通りの一部分、舗装したてでとても走りやすかった。三十分程で、恵比寿ガーデンプレイスに到着。北側に地下駐輪場がある。東京都写真美術館の脇。本日の目的は、 東京都写真美術館:ランド…

中野正貴 東京

新宿三井ビル1FのEPSON epsite Galleryにふらりと立ち寄る。写真のギャラリーである。 トンネル仕立ての入口を入ると前後左右に東京の町並みを写した大きな写真の展示。全部、見覚えがある。六本木から渋谷方面へ下る所(最初、なんとなくアークヒルズから霞…

浜口陽三展。闇に浮かぶメゾチント

水天宮のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションに行った。 メゾチントという技法を用いた銅版画の作家である。静かに引き込まれるような陰影。無数の黒く細い線が折り重なって生まれる闇の中に、ふわりと浮かび上がる様々なモチーフ達。毛糸玉、蝶、色違いのサ…

ATLAS OF THE CATS BLAIN

日本科学未来館をぶらぶらしたら、ネコの脳地図があった。化学物質で染められたネコの脳の断面が、複数の色で描かれた樹状突起が絶妙に折り重なった形に描かれている。レントゲン画像のような純粋な科学的測定結果図にすぎないのだけれど、じっと見ていると…

なかだえり水彩画「大銭湯展」

北千住のタカラ湯はイラスタレーター、なかだえりさんの展覧会会場になっていた。タカラ湯の縁側に、ずらり並んでいたのは、東京公衆浴場組合の広報誌1010の表紙イラストの原画。暖かくやさしそうな絵を描く。けれど、ご本人は芯がしっかりした人だとの印象…

市田邸でいろいろ

秋のアートなシーズンである。谷中、上野桜木界隈のさまざまなギャラリーで、イベント的に展覧会が行われている。市田邸はその昔、東京芸大声楽科学生を下宿させてきた昔の民家。複数のアーチストが絵や写真や人形やらを思い思いに展示している。庭ではチェ…

山口晃展 今度は武者絵だ!:練馬区立美術館

複数の人から山口晃さんという人が気になると言われた。気になったという一人は、西武池袋線の車内広告を見て気になったという。作者本人の言葉は聞かずとも、作品を一瞥すれば、何となく面白いと感じるアンテナが自分と共通している部分を感じるものなのか…

ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」

音声ガイドが落語家の柳家花緑。とても混雑していた。じいちゃん、ばあちゃんで一杯。 江戸東京博物館:特別展|ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」 asahi.com : 朝日新聞社 - ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑

北田英治写真展「ル・コルビュジェのインド」

会場は東陽町にある竹中工務店の1F。会場全体に写真パネルが立ち並び、ル・コルビュジェの建築がインドの風と空気と人いきれの中に、渾然一体となる様子が現出していた。