自転車少年記/竹内 真

図書館の棚でふと、背拍子のタイトルが目に入った。ぱっと開いた中程のページと冒頭をちょっと読んでみて面白かったから借りた。読み易い。冒頭にちょっとした事件が起きて引き込まれる。そのまま一気に気持ちよく読了。「新潮社ケータイ文庫」で45万アクセ…

「こぐこぐ自転車 / 伊藤正」を読む

大晦日、大掃除は適当に、もはや、のんびりモード。読書タイム。読んだのは こぐこぐ自転車/伊藤礼 文章が酒脱な自転車エッセイ。著者は古希にして、かくしゃくと自転車を乗りこなす。回りを見る視点は時に斜に構えつつ、しかし、決して嫌みでない。仲間を募…

東京自転車抜け道ガイド

抜け道は自分で見つけるのが醍醐味。でも、たまにはこうしたガイドを見るのも面白い。成程、ここを、こう行くんだという発見がある。普段、その辺りを走っているからこそ感じる部分だけれど。初めてで、いきなりこのガイドブック通りに走ってみるというのは…

自転車でやせるワケ/松本整

「自転車でやせるワケ 身体にやさしく、効率的に脂肪燃焼できる理由とは!? /松本整(サイエンス・アイ新書 71)」 作者は元競輪選手。2004年、45歳でG1優勝(高松宮記念杯)したというスポーツ紙の記事は目にした記憶がある。 新書版サイズ。見開きで一テーマ。…

サクリファイス

何だかお盆を過ぎてから天候が安定せず、自転車に乗れない。ので、家で読書。読んだのは「サクリファイス/近藤史恵」。 自転車ロードレースを題材にしたミステリー仕立ての小説。主人公は素質に恵まれながらも、チームの中でエースを勝たせる為のアシストに…

江戸の町並み景観復元図-御府内中心部-御府内上野・浅草周辺 図=立川博章

東京を自転車で走っていると、微妙な土地の起伏に敏感にならざるをえない。そんな経験があれば、この本を見る楽しさが倍増する。 空から眺めた幕末の江戸の町並み復元鳥瞰図である。当然の事ながら、高い建物がない。鳥になって、見下ろした体の図は、土地の…

銀輪の覇者

銀輪の覇者 (ハヤカワ・ミステリワールド)を読んだ。 昭和9年に行われた下関〜青森の本州縦断自転車ロードレースを題材にした小説。 一気に読んでしまった。 自転車レースって、あんまり興味なかったんだけど、参加者それぞれの人間模様とかが迫ってくる。主…

東京自転車散歩と荒川ぐんぐん自転車旅マップ

あまり、本とか参考にせず、気ままに走ってきた。でも、。何気なく手に取ってみたら、ちょっと、面白かったので、メモ。 東京周辺自転車散歩 *1 荒川ぐんぐん自転車旅マップ - 自然いっぱいの源流から東京湾目指して全長173km、楽しい自転車旅が始まる (自転…

日本の川 たまがわ

「日本の川 たまがわ」。空から見下ろす視点で描かれた絵地図。多摩川を上流から河口まで下ってみせる。サイクリングロードも描かれていて、見て飽きない。二ヶ領せせらぎ館で原画展をやっていた。 作者の村松昭さんは、色々、この手の絵地図を得意とされて…